私の母の友達、お年は70代後半でしょうか。
半年前くらいにご主人を亡くされました。
ご主人がご存命の頃は母のところによく遊びに来ていて、ご主人への不満やら悪口やらを言っていたのですが、、、
しばらく来ないので具合でも悪くしたかと心配になって電話したそうです。
母が聞いたところによると‥‥
ご主人の遺品整理をしていたら何か出てきたそうな。それを見てからというものモヤモヤしたり落ち込んだり気分が鬱蒼として遊びに行く気持ちになれない。
と、いうことでした。
何が出てきたの？と母に聞いてみたのですが
「それは知らないけど」と母。←知ってるけど私に言わないのかも。
想像するに奥さん以外の女性との写真とか手紙とかですかね〜
追求するにも、追求したい相手はあの世に行ってしまったわけですから自分の頭の中で過去の怪しい出来事を思い出して検証したり、死んでからまで自分を侮辱している夫に腹を立てたり、自分の甘さ加減に嫌気がさしたり、etc、etc‥
いつまでもグチグチ言ってるから言ったんだよ。と母。
「そんなの見るからいけないんだよ。そんなの見ないで捨てればよかったのに」 と言ったそうです。
確かに連れ合いが先に死んでしまったら、日記や写真の類は見ずに捨てた方が無難ですよね。
いちいち見ていたら時間も無駄ですし不快な何かが出てきたら精神的に良くないですし、金目の物以外、どんどん捨てた方がいいと思います。
私はそうしよう。
母の言うことは正しいと思いました。
そして母はいちいち見ずに捨てそうだな、と思いクスッと笑ってしまいました。
自分の今という時間を死んでしまっ人の過去に費やすなんて勿体無いですよね。
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